高潮・津波、気候変動適応

海からの脅威に備える

近年、温暖化に伴う気候変動の影響により、海域では海水面上昇や台風の大型化が顕著となっています。また、海域プレートの歪みによる大規模地震が懸念されており、巨大津波への備えが急務です。
こうしたニーズに応えるため、文部科学省が公開するアンサンブル気候予測データベース(d4PDF)を用いた将来の台風規模予測や、断層モデルでの津波シミュレーションにより、各県が公表する海岸保全基本計画改訂や津波・高潮の被害想定図作成の補助を行っています。

港湾・漁港施設、海岸保全施設

安全・安心な港湾施設を、永くいつまでも

日本の社会インフラの多くは、戦後の高度経済成長期に築造されたものが多く、劣化や損傷が進行しています。
これらの社会資本については、劣化や損傷の程度を正確に把握し、適切な補修や補強を行いながら供用していくことが必要です。非破壊検査による劣化診断やその解析を行うとともに、長期供用のための補強設計、或いは、LCCの最適化を意識した点検・修繕の方針を明示した長寿命化計画の策定を行っています。

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