水災害から人々の暮らしを守り、地域に親しまれる河川をつくる
河川計画・設計は地域の安全と持続可能な発展を支える重要な分野です。
治水・利水計画、土砂管理計画、堤防や護岸などの河川構造物の計画・設計を行います。
特に、流域全体で水害リスクを軽減する「流域治水」の考え方を取り入れ、国土強靭化の観点から災害に強い地域づくりの検討を支援します。
河川空間を活用した「かわまちづくり」にも取り組み、地域住民が親しみやすい河川環境の創出を検討します。
災害時には迅速な復旧支援を行い、早期復興に貢献します。
計画から再生まで、ダムのプロフェッショナル
砂防、利水、治水等で呼称されるダムは、土砂災害の抑制・抑止、洪水調節や利水、水力発電等多くの機能を有する重要な施設です。しかし、その多くは建設後数十年以上が経過し、運用に課題を有している事例も少なくありません。
ダムが持つ機能の維持と向上を目指し、新設ダムに加え、ダム再生や堰堤改良事業の既往実績や経験から、ダムの健全性を調査・解析・評価し、各設備(電気・通信・制御、機械、観測等)の更新計画・設計を提案します。
ダム・河川管理施設の最適化により地域の安心・安全に貢献
河川のポンプやダムのゲート、河川管理に係わる電気設備等を対象に健全度調査、更新や機能向上の計画・設計を行います。
ポンプやゲート操作の省力化を図り、遠隔操作・電動化・無動力化等を提案します。
設備のLCC低減に向けた材料選定、操作制御・構造設計を行います。
ダムを運用しながら設備を更新する工法の提案・設計を行います。
あらゆる情報とデータを武器に、災害に挑む
近年の気候変動や集中豪雨の頻発を背景に、自然災害のリスクは年々高まっています。私たちは自然災害による被害を未然に防ぎ、地域の安全安心を守ることを使命に、専門性の高い調査・解析・計画・設計などを行っています。
土石流・急傾斜地・地すべりといった災害危険箇所の調査
砂防堰堤などの防災施設の点検および健全性評価
土砂災害の被害予測シミュレーション
災害リスクに基づいた事業の優先度評価
防災対策に関わる検討・設計およびデータベース作成
その他の防災・災害復旧に関わる調査・解析・計画・設計・PM等に関わる事項