若手にチャンスが与えられ
専門性の幅が広がっています。

原子力事業本部
2019年入社
TOMOMI KAWAZOE

仕事で楽しいこと・辛いこと

原子力発電所では13ヶ月ごとに定期検査が義務付けられており、私は検査における重要な工程に立ち会ったり、検査の手順書や検査後の評価書類の作成をサポートしたりしています。原子力発電所内の設備ごとに細かく監督者が分かれており、私の担当分野は機械系のタービン検査です。大学の機械工学科で学んだ基礎知識が役立つ場面もありますが、それ以上に学び直さなければいけないことばかりでした。入社して間もない頃は定期検査の全体像が理解できていないので、どこまで勉強すればいいかの先が見えずに途方に暮れたこともあります。しかし、今では社内外の関係者と連携しながらスムーズに検査をやり遂げるたびに、大きな達成感を味わえるようになりました。

仕事で成長を感じたエピソード

設備メーカーによる勉強会や発電所内の訓練センターでの研修を受けつつ、先輩が行う監督業務を見ていることしかできなかった1年目、サポートを受けながら検査に関われるようになった2年目を経て、監督者として独り立ちできたのは3年目になってからです。自分が担当するタービン検査の監督業務については、ある程度自分でやれるようになってきましたが、定期検査には複数の系統を同時にテストしなければならない工程もあります。各系統の検査について進捗状況を確認し、うまく連携がとれるようになってきたのは入社4年目以降のことです。立場の異なるさまざまな人と意思疎通を図り、大掛かりな検査に主体的に関われるようになったことに成長を実感しています。

西日本技術開発のここがイイ!

やってみたいと意思を示せばチャレンジさせてくれる企業風土があるので、モチベーションを高く保ったまま働けています。これまでずっとタービン検査の担当でしたが、別の分野も勉強したいと上司に相談したところ、任せてもらえるようになりました。定期検査には私が専門とする機械系以外にも電気系、制御系といった分野があり、まだまだ知らないことばかりです。チャンスが多く与えられる恵まれた環境を活かし、これからも原子力発電所について多角的に学んでいきたいですね。いずれは作業責任者になることを目標に置きつつ、普段から視野を広くもつように心掛けています。

学生の皆さんへメッセージ

原子力発電所の定期検査は数ヶ月に及ぶため、検査期間中は佐賀県の玄海原子力発電所や鹿児島県の川内原子力発電所に拠点を置くことになります。週末だけ福岡の自宅に戻るような生活になりますが、長期出張中のホテルや交通費などのサポートは万全なので、不便を感じることはありません。

M E M B E R

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