仕事で楽しいこと・辛いこと
私が担当しているのは、原子力発電所の定期検査前の準備、検査後の復旧をサポートする仕事です。定められたスケジュール内で作業を進めるために、作業に取り掛かってからは時間との勝負。安全を最優先しつつ、効率的に仕事を進める段取りを整えることに1年目は苦労しました。その苦労の裏返しで、定期検査が工程通りに終わって通常運転に戻った時の安堵感は何度経験してもいいものですね。また、定期検査が行われない期間は、別グループのサポートとして九州電力の方と一緒に仕事をする機会もあり、ルーティンワークだけではない面白さを味わっています。

仕事で成長を感じたエピソード
定期検査後には、次の検査に向けてより安全に作業をするための工程を会議で検討しています。入社1年目は指示された作業を正確に行うことに必死で、改善策を話し合う会議にも参加しているだけの状態でした。そこから経験を積むことで徐々に周りが見えるようになり、3年目には自分から意見を言えるまでに成長。「理論上は今のやり方が正しいけど、現場の実情を考えるとより保守的に作業できるやり方があります」と、セオリーとは異なる方法を提案することができたのも、現場経験を数多く積んだからこそです。これからも、机上の想定だけではわからない、経験に基づいた提案を発信していきたいと考えています。

休日の過ごし方は?
旅行が趣味で学生時代の仲間が全国に散らばっているので、友達に会うために日本中を旅するのが楽しみです。定期検査のスケジュールに合わせて、忙しくない時期に休みをとってリフレッシュするようにしています。旅行以外では、新型コロナウイルスの影響で外出できない期間中に読書にはまり、作品がドラマや映画化されたこともある人気作家の作品など、月に数冊は読むようになりました。読み終えてから映像化された作品を見て、原作にはない世界観を感じるのも面白いですね。
