スペシャリストの知識を結集し、
自然環境の保全や再生に努めています。

環境部
2014年入社
TATSUYA KAI

西日本技術開発に入社したきっかけは?

子供の頃から生き物が好きで、大学では昆虫の分類を研究していました。新種を発見して発表したこともあります。大学院まで進んだので、昆虫に関する専門知識を生かせる仕事を探していました。建設コンサルタントには生物の生息環境を調査したり、保全に関する提案をする仕事があるので、就職先の一つとして検討していました。その中でも西日本技術開発は、環境部が部門として独立しており、腰を据えて同じ仕事に専念できる環境が整っていると感じ興味をもちましたね。また、九州に根差した建設コンサルタントとして、私の地元である宮崎を含む九州の環境保全に貢献できるという点も入社を後押ししました。

仕事で楽しいこと・辛いこと

環境部の中で、私は陸上生物に関する業務を担当しています。建設によって生態系にどんな影響を及ぼすかを調査したり、調査結果をもとに保全対策を検討したりする仕事で、年単位の長期的な案件も珍しくありません。昆虫以外の生物については、入社してから専門知識を身に付けてきましたが、元々生き物が好きなので、いろんな生物について学ぶこと自体が楽しいですね。調査のための出張が多く、その大半は自然豊かな山中です。また、生物は人間の都合に合わせてくれないので、休日がイレギュラーになることもあります。大変ではありますが、やりがいが優るので辛いとは感じませんね。

これからの目標・夢について

地元の宮崎県延岡市で河川の調査をしたことがあり、生まれ育った地域の環境保全に関われていることに大きなやりがいを感じました。環境部には生物以外にも大気や水質など、さまざまな生活環境に関連した仕事があります。学生時代から研究してきた昆虫という軸をもちつつ、陸上生物以外のジャンルにも専門知識を広げて、幅広く環境保全に貢献する仕事ができるようになりたいですね。環境部には各分野のスペシャリストが集まっているので、それぞれの得意分野について情報交換しながら見識を深めていきたいと思っています。

学生の皆さんへメッセージ

私は大学で学んだ専門知識以外にも、論文の作り方や教授との人脈などが入社後に役立っています。建設コンサルタントの場合、学識者に意見を求める機会などで大学と一緒に仕事をすることがあるものです。学生時代に取り組んできたことは無駄にならないので、軸となる研究を一生懸命やってほしいですね。

M E M B E R

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